こんにちは、訪問看護ステーションくれよんです。
あまり更新できていませんが、いつもご愛顧いただきありがとうございます!
ご利用くださる皆様・HPをご覧いただいた皆様にもっともっとくれよんのことを身近に感じていただくために、これからも、くれよんスタッフへのインタビューをご紹介したいと思っています。
どんな迷答・珍答がとびだしますか、どうぞ皆様こうご期待!!
今回は今年の4月に入職したOさんをご紹介します! 総合病院病棟5年、訪問看護ステーション11年、療育センター8年と看護師歴24年目の超がつくほどのベテランスタッフです。 そして、現在は働きながら放送大学の教養学科卒業予定であり。呼吸療法認定士受験も控えている勉強熱心なOさんです。
くれよんに入職したきっかけを教えて下さい
以前勤務していた訪問看護ステーションで重症児者と出会い楽しかった思い出がありましたが、基礎知識がなかったので療育センターへ勤務しました。そして、重症児の訪問をしているステーションを探していて、くれよんに入職しました。
くれよんに入職し半年が経ちましたが、感想はありますか?
この10年で訪問看護ステーションの制度も変わり、初心に戻って一から学ぶことが沢山あるなと思いました。がっつりと小児の訪問をした経験がないので、とても勉強になります。 意識していることは、自分が「これでいいや!」と思ったらそこまでだと思うから、常に分からないことは自分から積極的に学んでいこうと思っています。
放送大学教養学部の卒業論文を仕上げている最中だとお伺いしましたが、論文のテーマを教えて下さい。
論文のテーマは「医療的ケア児を支援する訪問看護の役割とは」です。家族支援をメインに地域連携などをまとめて24枚仕上げました。
これから学びたいことがありましたら教えて下さい
呼吸療法認定士(もうすぐ試験があります)、看護実習指導者研修、看護学士、新しい看護技術を研修で学びたいと思っています。
看護学生にひとことありましたら、是非!
国の方針にもある通り、これからは病気や障害があっても住み慣れた地域で暮らしていくことが主流になっていくので在宅看護に興味を持たざる得ない状況になってきていると思います。 患者さんが家でどんな生活をしているかを知ることが退院支援では大事です。そこを意識して関わって欲しいと思います。 今までは病院の中で済んでいた問題でしたが、これからは在宅を意識した病院看護が必要だと思っています。医療に関わらず、福祉・教育も考慮して視野を広く持って欲しいなと思っています。
Oさん、ありがとうございました!
看護師として働いた後に、「OLをしてみたい!」とOL経験を経て、くれよんの訪問看護師として働いて9年目、好奇心旺盛のK.M.さん。
K.M.看護師
訪問看護師の魅力を教えて下さい
病棟で勤務していた時はやらなくてはいけないことが多すぎて、もっと沢山関わりたくてもなかなか出来ないことが多かったけど、訪問看護ではひとりの利用者さんとじっくり関われるのが魅力だと思う。こんなことも出来る、あんなことも出来る、とケアがどんどん広がっていくのが楽しい。そして、変化が見えるのがまた楽しい。
訪問看護で難しいなと感じていることはありますか?
病院では何かあったらすぐに医師に相談できるけど、在宅では主治医がそばにいないので、報告や相談がすぐにできないのが難しい。 担当が自分ひとりの場合、変化などに気が付かず大事な点が抜け落ちていることがあるのではないかと心配になることがある。また、ひとりでは視野が狭くなってしまうかも…と考えるときがある。もっと他に良い方法があるのではないかと思うときがある。 あとは、お子さんの親御さんとの関わりかな。 車で訪問することが多いので、車の駐車スペースがあるところは良いけれど、駐車スペースがない場合、コインパーキングを探す必要があるので大変だなぁと思うときがあるかな。
全国の新卒訪問看護師にアドバイスがあったらお願いします。
病棟も訪問も同じで、基礎から応用知識と技術を高めることが大切だと思う。 切磋琢磨してプロ意識をもつことが大事。 また、生活の場だから、その人に合わせたやり方やケアが大事。自分の責任の範囲内で柔軟に対応することが必要だと思う。ひとつひとつのケアに根拠を持ち、それに基づいた看護を展開して欲しい。 ひとりの社会人として自立した生活が出来ないと、利用者の生活の何が大変か分からないので、自立した社会人になるように頑張って下さい。
この先に実現したいことや、やってみたいことはありますか?
早期の障害児保育、0歳から3歳までの成長発達の充実させる為に勉強していきたい。障害児支援や家庭での発達を促す支援を行っていきたい。
最近の楽しみは1980年代の音楽を聴きながらミステリー小説を読むこと、ナンバークロスはプロ級のN看護師をインタビューします。
N看護師
看護学校に入学する際に、看護専門学校ではなくどうして看護大学を選んだのですか?
看護大学を選んだ理由は、叔父が医師で看護大学(順天堂)が良いと勧められたから、全寮制で看護大学へ進学しました。その当時、看護大学第2期でした。
看護師経歴を教えてください。
看護大学系列の病院の脳神経内科で4年。その後は産婦人科で2年弱。同病院を退職して、脳外科4年、人間ドックなど数年。某訪問看護ステーション4年勤務、
そして、くれよんに入職して8年目になります。
介護保険がはじまり将来的に使えると思い、ケアマネージャーを取得しました。ケアマネージャーとして働きたいと在宅の道へ行きたいと思ったのが訪問看護師になるきっかけになりました。
訪問看護師として楽しいこと、大変なことを教えて下さい。
訪問すると皆さんが喜んでくれる笑顔や、待っていてくれるということが嬉しい。皆さんの健康維持に役立てて嬉しいと感じています。
大変なことは、年を取ってきて身体がきついと感じることがある。モチベーションをあげていかなくてはいけないと思うし、常に勉強が必要だと思い研修にも参加しています。
利用者をどうサポートしていきたいかを常に考えています。
永島さんに同行訪問をさせて頂いていて、「排便コントロールの達人だ!」と私は思っています。何か排便コントロールに対して工夫などありますか?
腸内環境はその人の身体のバランスを左右するので、その為には、便秘は避けたいと常に考えています。 腸をできるだけ健康的に動かすには、排泄を促すことが大切だと思います。手技の工夫は患者さんの反応を確認しながら、その人にあった介助方法を考える必要があります。
これからの目標はありますか?
全身状態を把握して、精神的な支えが出来る人になりたい。WOCナース(皮膚・排泄ケア領域認定看護師)に関心があります。
訪問看護ステーションくれよん設立から12年。
9年ぶりにスタッフインタビューを復活します。
2015年に入職した新卒訪問看護師の松本がくれよんのベテラン看護師スタッフをインタビューしていきます。
<復活!くれよんスタッフインタビュー>第一弾は…!?
じゃじゃん!H看護師になります。
H看護師
松本(美)Ns:看護師経験(病棟・訪問看護師)を教えて下さい
H看護師:病棟(小児NICU・内科)6年 訪問看護25年
松本(美)Ns:足し算すると、31年!お、お若くて美しいですね!
H看護師:当たり前じゃない〜
松本(美)Ns:訪問看護師の魅力はズバリ、なんだと思いますか?
H看護師:利用者さんの笑顔が見られるのが楽しいことかな
松本(美)Ns:ジーン(感動している)
松本(美)Ns:病棟経験と訪問看護経験と比べてどう違いますか?
H看護師:訪問看護はじっくり関われること、その人のパーソナリティーをじっくりと触れることが出来ること。
松本(美)Ns:なるほど!
松本(美)Ns:整体師の資格をプライベートで取得されましたが、どうして取得しようと思ったのですか?
H看護師:西洋医学以外でもっと出来ることがあるのではないかと思って、東洋医学を学んだのがきっかけ。 リハビリとは違う、人間の身体の見方が出来る様になった。 訪問看護の短い時間の中でより有効に手当が出来る様になったかな。 小児から高齢者まで(動物も)できます!
松本(美)Ns:動物にも整体が出来るのですか〜!素敵ですね!
松本(美)Ns:訪問看護で大変だったことはありますか?
H看護師:病院と違って、一人で利用者のお宅に入るので大変だと思う。 だけど、仲間や先輩たちと助け合ってアドバイスをもらえることで、「自分はひとりではない」という安心感の中で仕事が出来た。
松本(美)Ns:新卒訪問看護師の教育についてどのように感じていますか?
H看護師:自分たちが技術をどれだけ伝えられるか心配していのだけど、以前よりも新人訪問看護師研修や様々な研修が充実していて、新卒で来ても勉強の場が沢山あり、安心していますよ。
松本(美)Ns:訪問して利用者やご家族と向き合う時に意識している関わり方などありますか?または、大切にしていることはありますか?
H看護師:その人その人のご家庭なので、生活の空気を乱さない。家庭にあった対応ができるように。 女優になりきる。その人が必要としている対応が出来る様に心がけることかな。
松本(美)Ns:「女優になりきる」名言ですね!
松本(美)Ns:くれよんの次世代を担う看護師の育成・教育について、考えていること、指導していきたい事はありますか?
H看護師:訪問看護を希望される方が働きやすい環境を整えて、新卒でものびのびと仕事が出来る職場の雰囲気を作る事かな
松本(美)Ns:H看護師、第一弾のインタビューにお答え頂き、ありがとうございました!
それではトップバッターはくれよん小川のN所長です。
「くれよんが立ち上がって、あっという間の2年半でしたが、 そもそも小平市に新しい訪問看護ステーションが必要だと思ったのは、なぜですか?」
くれよん号
小平市にもすでにたくさんの訪問看護ステーションがありましたが、 何かに特化した特徴のあるステーションをつくる必要があると思ったからです。
「それではくれよんはどんな特徴をもった訪問看護ステーションでしょう?」
もとは重症心身障害児の訪問を中心にしていこうということでつくったステーションですが、 そればかりではなく、乳児から高齢者の方々まで幅広く対象とすることを特徴としています。
「くれよんの名前の由来は?」
くれよんで描いた絵を思い浮かべてみてください。
何となくあたたかいようなほわーんとしたイメージはありませんか?
利用者さんのカラーとスタッフのカラー、
それぞれをうまく生かしたあたたかい絵を1件ずつの訪問で描いて行かれたらと思っています。
「くれよんのスタッフの長所と短所(お手柔らかに・・・)を教えてください」
長所は明るく元気なところと、体が丈夫なこと(笑)です。それから一生懸命なところですかね・・・。
短所は・・・元気すぎてうるさいこと(笑)と、一生懸命やりすぎるあまり時々頑固になってしまうこと・・・かな?
N所長、どうもありがとうございました!これからも地域に親しまれるくれよんでありますように、
スタッフ一同力をあわせてがんばっていきたいと思います。
では、次回インタビューをどうぞお楽しみに!!